あなたはどんな風に、願い事を表現していますか?
叶ってほしい願いについて考えるとき、脳内でどんな言葉を発しているでしょうか?
〇〇となりますように。
〇〇な状態に、なるかなあ?
〇〇だったらいいのにな。。。
などなど、これらの言葉、どこか他人まかせな感じがしませんか?
自分は何もしないで、状況が動くのを待つ、相手の気持ちが変わるのを待つ、嫌な相手ならそこからいなくなるのを待つ。
確かに、誰かに何か言っても、人を異動させる権限もないし、気持ちを変えるかどうかわからないし、状況を変えるために自分に何かできるのか、そんな勇気もないし・・・
と思うのもわかります。
※※※※※
2013年ころに自分が書いた文章を、あとで見つけた時に思いました。
これは、自分で現実を変えられないと信じて疑わない人が書いている言葉だな。と。
それは、ヒプノセラピーを受ける前に、潜在意識に質問したいことを書いたものだったんですが、確か、こんなことが書いてました。
3年後の私はどんなことをしていますか。
→今の自分からの突っ込み。(それきく?自分で決めろ!あなたはどうしたいの?)
●●さんとの関係は進展しますか。
→(進展するか、って、自分は相手とどうなりたいの??)
私には素敵な人が現れるでしょうか?
→(で、どんな素敵な人に出会いたいの?)
などなど・・・簡単に言えば、未来がどうなるか知りたい、ということだったようですが、これは、現実創造がどのように起こるか理解していない人の言葉の発し方ですね。何もかもが、まるで運命が決められていて、それがやってくるのを待っているかのよう。自分は力のないものだと信じて疑わない自分が見て取れました。
だって、”思考が現実を創る”からーーーー!
思考が現実を創る。
これは、スピリチュアルな話に興味がある方なら、どなたでも一度は耳にしたことがある言葉ではないかな?と思います。
成功哲学とか。ナポレオン・ヒルの『思考は現実化する』は面白いですよね。とても参考になります。
思考が現実を創る、とは、計画して何かを遂行する、ということではないんです。
もう理解十分な方は説明は不要と思いますが、まだ腑に落ちていない方は是非過去のご自身の思考を思い出してみてください。
スピリチュアルに語ると、証拠がないじゃないか、といかがわしい雰囲気になってしまいますが、(科学万能と思ってるのもちょっと違うと思うけどね)証拠、というなら、ご自身の過去を振り返ってみてください。
例えば、”不安”を感じている時。
恋愛の例が分かりやすいですかね。
晴れてお付き合いすることになったお相手がいます。
でも、なんだか自分に対し最近そっけない気がして、もう私のことなんか嫌いになっちゃったのかな?とか、所詮自分のほうが好きだからなあ・・・などと考えていると、
結果、他に好きな人ができました、などと言ってさよならすることになったり、
自分の家はとある病気に罹りやすい家系だから、自分もなってしまうかも・・・
と思ったら実際にそうなったり、
今日は仕事が忙しくなりそうだ・・・・と朝から思っていると、本当に一日中目まぐるしく、
ほらね、やっぱり・・・という展開になったり。
予想が当たる、みたいな現象は、まさに、思考が現実化した、と言えます。
思考する、とは、その想像の世界の種を作るようなもの。
さらに、その思考を繰り返していくと、それはどんどん水をやって育てているようなもので、
結果、現実として目の前に現れてくる。
という仕組みです。
だから、思考を侮ってはいけないし、思考することには慎重になったほうがいいです。
不安ばかりを想像していたら、そのことが起こってしまう要因を、自ら作り出しているのですから。
だったらうまく利用しましょう。
自分にとって気分がいいことを考えればいいですよね。
そしたら、それがどんどん現実化の方向に進んでいくはずです。
望むとき、これが大事!
不安が現実になりやすいのは、不安だ、と思う心の深い部分と想像することが、つじつまが合っている、というか、不安だ、こうなるかも、ということに対して、否定が入りにくいからです。
「そんなこと起きるわけない」と思えていないからです。
そもそも、不安なことを想像するということは、それが潜在意識下にあるから想像してしまうのです。
考えつかないことなら、思考することもないですからね。
反対に、こうなってほしい、という願いや望むことは、その結果がほしい、という気持ちがある。
それって、今その状態ではない、ということを言っています。
さらに、願いや望むことに対しては、人は弱気になるし、望む時点で、手に入っていないことを意識している状態なわけです。
本当に望みが叶うときというのは、叶うとか叶うといいなとか、そんな風には思っていなくて、そうなるのが当たり前、普通のこと、当然のこと、と思っていることがほとんどです。
この学校を出れば、この資格が取れるんだ。
この資格をとったら、その後こういう職場で働くことになるな。
とか、そうなるもんだ、と、当然のこととして受け入れている。
もう一つの方法。これはよく説明されていますね。そうなったときの自分がふるまうようにふるまえ、と。
社長になりたい人は、たとえ今社長でなくても、社長ならこうするだろう、と言う風にふるまう。身に着けるものもそうする、とか。
恋人がほしいひとは、恋人がいるひとなら、こういう時こうするだろう、と言うことをする。
それはつまり、その波動になる、ということ。
エイブラハムでいうところの、受け取りの波動になること。
波動の法則で、同じもの、似たものが引き合うので、自分の波動がそれになれば、その現実が現れるものなのですから。
社長なのに、平社員がやる仕事をしてたら、発する波動が違いますよね。
恋人がいる人がまとっている雰囲気と、恋人がいない人がまとっている雰囲気、何か違いがありませんか?恋人がいそう、と思われるような人になれば、恋人はできます。
そう思ったら、やれそうなことはいろいろありますね。
自分は、自分のことをどう思っているか?
これは結構大事なことで、人は自分で自分がおもう通りにふるまい、思う通りの現実を創りだしています。
自分で自分をかわいい、と思っている人は、みんなからかわいい、と言われます。
構造上、それほど整っているわけでなくても、彼氏が途切れないひととか、彼女がいつもいる人などは、自分で思う自分が、彼氏(彼女)がいるのが当たり前、な自分を心の底から信じているからです。
なので、是非、自分で自分に質問してみてください。
私ってどんな人?
そのイメージのとおりに、人は行動します。それが現実を創っていきます。
思考のパターンも、結果的に自分が思う自分が考えそうなことを考えるのです。
あなたには、現実を思い通りに作り上げる力がある。
自分が考えること、自分が自分に対して思っていることをよく観察してみてください。
それらは現実を創りだします。
あなたが思ったこと、考えたことが種になります。
自分にとって、抵抗なく考えられること、信じられることを上手にみつけて、広げていきましょう。
そのために、最も簡単なことは、好きなことをする。楽しいことをする。
そして、突然望む自分になりきるのはハードルが高く感じるので(そうすると否定の気持ちが出てしまいます)、望む自分に日々近づいている。と思えれば十分です。それは、無理のない考え方ではないでしょうか。
そして、少しずつ、望む自分ならこうしているだろう、と思えることを一つでも行動していってみてください。
まずは心を整えることが先ですが、それがスムーズにできるようになったら、行動もしていってみてください。
いろいろなことが変わっていることに、1か月もすれば気が付くことでしょう。
あなたの持つパワーを、どうぞ思い出してください。
コメント