※本文を記載したのは2018年です。その頃時点の話としてお読みください。
人の心が、顕在意識と潜在意識で成り立つことはお話しました。
では、その心のエネルギーとなるものは何でしょう?
ちょっと考えてみてください…。
自分が人にしてもらって嬉しいことを、誰かにしてもらえた。
あるいは、自分が好きなことをしている時の充実した気持ち。
そういうのを感じると、とても幸せな気分ですね。
その幸せな気分で心が満たされます。それは心のエネルギーになります。
しかし、人が生きていれば、自分にとって良いことも、良くないこともあります。いつでも幸せな気分でいられる人は、そう多くはないのではないでしょうか?
他人は自分の思い通りの振る舞いを、いつもしてくれる訳ではありません。そこで不満や不安が顔を出します。自分が信じていることと違う振る舞いを、他人がするからです。
ここで、相手に不満をぶつけますか?
それとも我慢しますか?
他人の振る舞いに対して、物申したくなる!という時は、自分が大切と思っていることを蔑ろにされたと感じているんです。
そこで、あなたの価値観が浮き彫りになります。
あなたは何を大切に思っているのでしょう?
それは、あなたの基準です。
これで自分をまたひとつ深く理解出来ました。
他人は自分をよりよく知るための写し鏡です。自分の希望を叶えてくれるために存在しているのではないのです。
もちろん、相手の為を思って、親切にしてくれたり、優しい言葉をかけてくれたり、愛のムチをくれたりする人はいらっしゃいます。
そうしたものを受け取ることが出来る、ということにたいして、ありがたいと思えるか。
自分の望む形でなくても、相手があなたを思ってしてくれたことは、ありがたく受け取る。そこで、ありがたいなー、と思える人は、心のエネルギー不足にはなりにくいです。受け取るのが上手だから。
確実に、自分の心にエネルギーを与え続けることが出来るのは、自分なのです。
相手に対して、不平不満しか出てこない時もあるでしょう。
そんな時は、あなた自身の心のエネルギーも低下しているのかも知れません。そんな時は、無理せずに、“今の私には、それを有難く受け取ることは出来ないなー、ま、仕方ないか。“と思えばいいと思います。受け取れない自分を、責める必要はありません。
そうして、自分が好きなこと、ほっとできることをするのです。あるいは、自分一人で頑張れることとか。そうして、自分スゴい!と、認めてあげる。
誰かから何かをもらおうとするのではなく、自分で自分を満たす方法を見つけましょう!
それが自分の心のエネルギーを満たす、第1歩となります。
他人から受け取ったら、心からのありがとうを言えたら、また相手はあなたに手を差し伸べたいと思うでしょう。
あなたも、見返りを期待せず、何かを差し出せるといいですよね。
こうして、心のエネルギーは、人の心を巡ります。
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