※本文を記載したのは2018年です。その頃時点の話としてお読みください。
とある心理学の本に、“感情は心の健康のナビゲーター“だと書かれていました。
エイブラハムの理論でも、感情があなたが自分の本質と、調和しているか否かの羅針盤だと言います。
人が波動を発する生き物なのだとすれば、良い気分でいることで、より高い波動が出るのでしょう。
人の心は恒常性があって、慣れ親しんだゾーンに心の状態があることで安心するのだそうです。そこからズレると、感情は波立ちます。不安になったり、恐怖を感じたり、怒りを感じたりします。心が健康であるために、感情というナビゲーターが知らせてくれるのです。
ゾーンからはみ出そうだぞ!
というふうに。
けれども、大人はたいてい、自分の感情を顕にすることは無いですよね。多くの大人は感情をコントロールします。あるいは、感情のコントロールを子供の頃からしてきたために、自分の気持ちがわからないという人も、たくさんいます。
……
私も、数年前まではそうでした。
日々の生活が、ほとんど、○○しなければならない、△△にならないように、これをしなければならない。ほとんど義務感で生活していました。それに負けじと自分が楽しいと思うことをしてました。
でも、とあるとき、QHHT(クォンタムヒーリング・ヒプノセラピー)、(皆さんご存知の人は少ないかもしれませんが、退行催眠で、前世まで行ったり、潜在意識に体をスキャンしてもらって悪いところがないか、とかを見る、というものだったのだけど、それ)をしたのですよ。その時に出会ったセラピストが、私に会う前に閃があって、『今日会う人は、まだ本気出してない。』というのを感じた、と。やりたいことをやれ、という示唆だったんですよね。今思えば。
私はその頃、まだまだやりたいことも明確ではなかったのです。生活のための仕事をしてました。今も続けていますけど。でも今は、生活のための仕事であっても、目指すところがはっきりしたので、やりがいも面白さも感じることが出来ています。
……
自分の感情に気づくには、微細な心の反応をキャッチするよう努力すること。
寝る前でもいいです、今日1日、振り返ってみて、いい気分になったこと、嫌な気分になったこと。それぞれを思い出してみます。
読書などで、どこで心が反応したか、映画でもテレビでもいいですが、自分の感情が波風たったところが自分の心のひだです。それを大切に思っています。
感動するシーンはどんなものか。
不快な気分になるのはどんなシーンか。
そういうところからでも、自分を知る手がかりはありますね。
日常生活でも、あなたがされて嫌なこと。嬉しいこと。嫌なことをされた時は特に、敏感になって損は無いです。鈍感力も大切だけど、自分の心については敏感でいてください。感情に気づくことが出来れば、自分で自分のケアができます。それが大切なのです。
自分をいい気分にさせてあげることをする。
ほっと安心出来ることをする。
ウキウキすることをする。
自分の心に自分で水やりをするのです。
自分で自分をケアできる人は、たいてい余裕があって、他人のことを心から考えて行動できる素地があります。無自覚だとしても、です。それは、とても魅力的なことです。人を惹きつける力を持ちます。自立しているから、他人に変な重さを感じさせません。押し付けがましさも感じられません。
そして、良い波動が自然に出るのです。
自分に良い言葉をかけることが出来ます。
そして、自分にとって好ましい現実がやってきます。
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