引き寄せの法則では、”いい気分でいましょう”と言われます。
言われたからって、そんなすんなり、『はい!いい気分になりました!』とはならないですよね。わかってるけど自分で気分を変えられないから、そんなこと言われてもイライラしたりします。
それ、わかります。
私もそうでしたから。言われてできれば苦労しないよ!と。
徐々に、嫌な気分が少なくなるにつれ、冷静に観察するようになりました。自分は何が理由で気分悪くなっていたのだろう?と。
ここからは、そこで自分なりに理解したことです。
嫌な気分・不快な気分は何がもとで発生しているのだろう?
簡単でした。そもそも、自分の思った通りになっていないから。です。
思い通りになっていたら、嫌な気分にはなりません。
恋愛の例はわかりやすいでしょうか?
片想いの相手が自分にかまってくれないから、溜息が出る。
というのは、よくあること。
私もそうでした。
仕事で大変な仕事を引き受けざるをえなかったりしたときも、
なんで自分がこれをしなけりゃならないの!?
と思ったりします。怒りにも似た感情。
仕事で苦手な先輩に注意された。
関わりたくなかったのに・・・話しかけてこないで!
また怒られちゃった。ダメな私・・・
こんなんで気分良くなるなんて無理でしょう??
願いを叶える方法では、いい気分でいればいい、というけれど、自分がいい気分になれてないから引き寄せられないんですか?それじゃあ、自力でいい気分になれない私には、もう何も引き寄せることなんて無理ですね・・・・・
そんな風に思ったりしませんか?これらのことは誰でも経験のあることだろうと想像します。
私自身も、そういうことを思っていたし、今でも全然知らない人のやることに、いちいちイライラすること、ありますよ。私もまだまだですね・・・
Image by Ryan McGuire from Pixabay
嫌な気分の発生源は?
嫌な気分の発生源は、冒頭に書いた通り、思い通りになっていないから。です。
思い通りになる という状態は、自分がその場をコントロールする力を持っていると感じることです。
人はその感覚を、現実的に体験したときに、『思い通りになった』と認識して、力がある自分を感じます。
それでは、逆の状態のとき。
人は『思い通りになっていない。予測と違う。希望と違う。』という現実を体験すると、力がない自分を感じます。
不思議なもので、『状況を変える力が、いつでも自分にあるのだ』と信じられれば、思い通りになっていない現実を目の当たりにしても、それが何?という気持ちになれるのです!
その気分を変えるにはどうしたらいい?
さて、『状況を変える力が、いつでも自分にあるのだ』と感じるには、何が必要でしょう?
この点は、現実創造の仕組みを理解していれば、簡単に感じられるのですが、腑に落ちていないとか、信じられない、という気持ちが残っている状態では難しいと思います。
現実創造の仕組みを理解できていないうちは、人はどうしても、”現実”という証拠を欲しがるものなので。
さらに、目の前の現実が、自分の望みを叶えるまでの道中だと感じられれば、今、それが叶っていないからと言って、嫌な気分になることはないのです。
片想いの場合
恋愛で、片想いの相手が自分を好きになっていない状態のときは?
これから相手に好かれていく過程を、思う存分楽しむんだ!
こんな風に展開したら素敵だな💛
と、妄想を広げてみましょう。
このときに、ただ妄想するだけでなく、こんな自分だったら、相手は自分を大好きにならざるを得ないだろう、という自分を、見た目から性格まで、その通りに振る舞うのです。
仕事で嫌な仕事を振られたとき(嫌だけど言えない場合①)
仕事で嫌な仕事を任せられて、なんで自分がやらなきゃならないの?
という場合は?
うわー、嫌な仕事。自分に言ってきたということは、声が掛けやすかったのかな。あるいは、頼りにされてるのかも。それとも、言いやすくていうこと聞くと思われているのかも。それは嫌だな。
言いやすくて、言うこと聞くと思われているとしたら、もう少し自己主張してもいいのかな。
自分の経験値になるのはいいけど、言うこと聞くと思われて毎回ふられても困る。
できるときはできます、できないときはできません、と、きちんと言わないとだね。
仕事で体力を消耗して、すごく疲れるような、自分に無理させることはしないほうがいい。
仕事で嫌な仕事を振られたとき(嫌だけど言えない場合②)
もし、これが、こんな思考回路の時はどうしましょう。
なんでこんな面倒な仕事自分に振ってくるんだよ!自分でやってよ!なんでこっちに言うの?そういうのやめてほしい。
はい、これ。
相手への苦情、それはまあいいです。それは感情的に仕方のないこと。
相手が自分に嫌な仕事を振らないように、あなたは願うだけですか?
その状態に甘んじている時、人は自分に力がないと感じます。これが嫌な気分の正体。
願うだけの、状況を変える力のない自分。
本当は、それは嘘です。
何を恐れているのですか?
相手に仕返しされること?立場が悪くなること?平和が保てなくなること?
誰かの我慢の上に成り立つ平和なぞ”くそくらえ!”です。
相手が仕返ししてくる?そんな人がいる職場で働き続けるのですか?ほかにも働くところは沢山ありますよ?
立場が悪くなる?立場を守ることの方が、自分にとって、嫌な仕事をやらされることより大切なのであれば、それはあなたが選択して、仕事を引き受けているということ。
そのことを忘れないでください。
文句ばかり言っていても、何も変わりません。文句言うしか、対処法がないのかな?
人は自分の思い通りに動かないことの方が多いです。自由意思を持っているから。
言っても言っても変わらない、その人に、まだ言いますか?
時間の無駄です。
他の方法を考えましょう。
そのとき、あなたは自分に力があることを感じられるでしょう。
そしておのずと気分は改善していきます。
UnsplashのUsman Yousafが撮影した写真
仕事で嫌な仕事を振られたとき(意見を言えている人の場合)
ここでちょっと恐ろしいと思うのは、気に入らないことがあるときに、周囲に文句を言って、自分の思う通りの状況を作ってしまっている人。
あなたがちょっと意見を言ったら、周りがみんな、その通りに動いてくれる。
周囲をよく観察してください。
あなたは周囲に好かれていると感じられますか?
笑顔の相手の顔はひきつっていませんか?
あなたの要望は、理にかなっていて、全体の利益になることですか?
ほんとうに?
あなたの意見は、周囲に対する思いやりに満ちていますか?周囲のことを一番に考えて、みんなにとって、それが最善。と言える事ですか?
自分勝手な、自分都合の意見ではないですか?
建前上、全体のためとは言っているけど、本当は自分のプライドを守るためだったり、自分が優位だと周囲に知らしめるための発言ではありませんか?
どうぞ、自分を振り返ってみてください。
あなたの周囲であなたとよく関わる人で、誘いを断る人はいませんか?
あるいは、職場なら、辞めていく人が多い、ということはありませんか?
いつも自分の職場では、仕事をやめていく人が多い。ということはありませんか?
失礼な質問を沢山しました。
すみません。
でも、もしも読んでいて、イラっとしたり、なんでそんなこと聞くんだよ、と思ったり、心が揺れた人や、全く自分は関係ない。と思った人は、要注意です。
図星でもイラっとするし、自分を振り返ることが苦手な人は、こうした意見を聞いても全く他人事に感じるものです。
あなたは今まで自分のために生きてきました。
そろそろ周りを幸せにすることの喜びに気づいてもいい頃です。
それを知らせるために、偶然この文章を読んでいるのでしょう。
だって、率直に書いているページは、実は意外と少ないですからね。
これをご覧になったのも、偶然ではないですよ。
今一度、ご自身を振り返るきっかけにしていただければと思いますし、今はまだ無理でも、タイミングが来たら、きっと、次のステージに入れるはずです。
それが、ソフトに来るか、ハードに来るかはわかりません。
ただ、ご自身が周囲に対する愛がない対応をしているとすれば、ハードな事象として現れる可能性は高いです。
そんな事(いい気分でいるとか)、ばかばかしくてやってられない!というときは
他の人の意見や、参考になることがらを、やる気になれないときはやる必要はありません。タイミングではないからです。
自分の意見に固執したり、かたくなになってしまうときは、自分の価値観を深く知るタイミングです。
このページをご覧になっているということは、少なくとも、引き寄せの法則について何らかの知識がおありでしょう。
潜在意識に眠るブロック、それはあなたの行動を制限してしまう価値観、信念と言えます。
嫌な気分になるときは、自分の中のブロックを明らかにするチャンスです。
自分でも気づかなかった何かが、気づいてほしくてサインを送っているのです。
それはあなたを、もしかしたら今まで繰り返し苦しめてきたものかもしれません。
片想いの場合
あなたが片想いであることは、現実なのでしょう。
相手に愛されていないと感じることは苦しみになるときがあります。
”愛されなければならない”、”好かれなければ価値がない”、”自分が○○だから愛されない”、”自分が○○だから仲良くなれない”etc・・・
もし無意識で信じているこれらのことがあれば、こう言い換えてみましょう。
”愛されていてもいなくてもよい”、”好かれることと自分の価値は関連しない。あの人に好かれていなくても、私には価値がある。”、”自分が○○でも愛されることもある”、”自分が○○でも、仲良くなれることもある”etc・・・
仕事で嫌な仕事をたのまれたとき
仕事で嫌な仕事を頼まれたとき、
相手はあなたを軽んじているのでしょうか?信頼しているのでしょうか?それとも、ただの気まぐれでしょうか?
”頼まれたことに嫌と言ってはいけない”、”頼まれたことを断ったら、関係が悪くなる”、”自分が我慢すれば円満に終わる”、”自分の意見を言うともめる”、”揉め事は起こさないほうがよい”、”平和に過ごすには、多少の我慢は仕方ない”etc・・・
信頼されている、という結論に達せられた人は、自己肯定感が高いほうだと思います。それはそのままで続けていて!
信頼されていると思えない人の場合は、上にあげたような思考の偏りがある可能性があります。
身に覚えがありませんか?身に覚えがある方は、自己犠牲しがちかもしれませんね。
”頼まれたことを断ってもよい”、”頼まれたことを断っても、関係が悪くなるばかりではない”、”自分が我慢しなくても、円満に終わることがある”、”自分の意見を言ったら、最終的には感謝される”、”揉め事が起きてもよい”、”平和に過ごすために多少の我慢は仕方ないが、いつでも我慢すればいいというものでもない。”etc・・・
いかがですか?
思考、観念、思い込み、が現実を創るのです。
あなたの持つ力を感じてください
あなたの強力な思い込みによって、これまであなたの想像通りのことが起きてきたでしょう。
あなたが何を信じるか、何を思考するかで、現実は変わります。
お金もかかりませんし、何も損することはないと思います。
なので、是非、自分を縛る思い込みがあるとしたら、それを手放して、新しい考え方を取り入れるのはいかがでしょう?
現実化の能力は非常に強いのだと思います。
だからこそ、結果も得やすいでしょうから、是非、お試しください☆
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