”引き寄せの法則”は、多分、真意を理解してその通りに生きていれば、上手に知らず知らずのうちに実践できてしまうものだと思います。
達人の人たちは、ある心理状態を超えているんだろうな、と思います。
私自身が、引き寄せの法則をうまく使いこなせているか?と言えば、それは”?”ですが、心を穏やかにして過ごすコツは手に入れたなあ、と思っています。
波動が同じあるいは近しいものが引き合う、という現象は、普遍のものだと、私は理解しています。
だとすれば、自分の波動と同じもの、近いものが周囲にあるわけで、仲良くなる人も、嫌いな人も、好きな人も、似た要素を持っていたり、似た波動を持っているのかな、と思います。
ご縁がある人は、みんな、似たような波動をもっているのかな、と。
そして、起きてくる出来事も、自分の今の波動の状態と近い出来事なんだろうな、と。
波動の上がり下がりはもちろん誰にでもあります。これは、簡単に言うなら気分の上がり下がりと近いでしょう。
これが、平坦になることで、穏やかに過ごせます。
穏やかであることが好きか嫌いか、好みは人それぞれですが、ドラマチックが好きな人には少々物足りないでしょう。
でも、波風立たせずに穏やかに平穏に過ごしたい人は、それを願うんだろうなと思います。
とはいっても、人はそれぞれ生まれ持った設計図みたいなものがあって、(私はそれが生まれた時の星の位置だと考えているので、意識進化占星学を学んでいるわけなのですが)それに則した事柄も、運命的に起こってくるでしょう。
それは星の時計に従って、様々な象徴の中から、自分の波動に合った出来事が起こってくる。
運命論、っていうのともちょっと違うんですが、ドラマチックが好きな人は、望まなくても、ちゃんと星の時計に従って、物事は起きてくるので、安心して楽しんでください。
その事象をいかに自分にとって有意義にするか、が、波動に罹っているところ、これがポイントなんですよね。
精妙な波動でいれば精妙な出来事が
粗い波動でいれば粗い出来事が
それぞれ起こってくる。ただそれだけ。
だから、自分次第です。なんでも。
目の前の現実をどう解釈するかは、自分で選べますし。
私がたどったプロセスを簡単にご紹介します。
1.どうしても叶えたいことがあって、引き寄せの法則に出会う。
2.引き寄せたいから、波動高く居ようと頑張る。
3.波動高くいるように努めても、何も起こらないじゃないかと、引き寄せの法則を疑う。
4.この段階で、引き寄せは嘘だと離れる人と、私のように、いや待てよ、ともう一度法則についての理解を深めようとする人とに分かれる。
5.望む状態を手に入れようと、波動を上げる努力をする、という状態に再び、なる。
6.それでも現実が変わらない中で、引き寄せを再学習。波動の法則を理解して、現実に起きていることは、自分が出している波動そのもの。既に全て叶っている世界に住んでいると頭で理解する。
7.自分では叶っていない、という認識になるのは、自分の心の奥深くに何があるか知らないから。なので、それを知るための努力をする。例えば、自分が持っている思い込みって何だろう、と探る、など。
8.現実世界は、自分が本当の本当に叶ってほしいことが、すべて叶っている世界だと、腑に落ちる。
9.焦らなくなり、全て自己責任であることに納得する。自己責任である、ということは、自分でどうにでもできるということ。これを心から理解すると、自分に力があることを確信して元気になる。
10.これは、私特有かもしれませんが、この世界は、今しかなく、過去も現在も未来も、同時に存在していて、いわゆるパラレルワールドであると思える。一瞬先の自分が何を選択するかで幾通りもの世界が存在しうることが分かる。
この世界は、般若心経にあるように、なんにもない。ただ、心の世界の現し世でしかないので、思う存分、楽しみましょう。
こんな風に、思うようになって、心は穏やかになりました。
でもね、ときには、なんだか全部どうでもいいかな、って、思うこともあるんですよね。
めんどくさいな、とか。時には思っちゃう。
でも、何でもできるんですよ。自分がブレーキをかけてるだけ。それを、私も知っている。自分で知っているから、やりたいと思ったことは思う存分、何でもやっちゃおう。楽しまなきゃ損だよ。嬉しいことだけじゃなくて、悲しいことも苦しいことも、どんなことも、みんな、この世の遊び。アトラクション。だから、何も心配する必要はないです。
それを、自分で認識している自分は、嬉しくなく経験しているかもしれない。でもね、それは、魂の奥底で、経験したいと望んでいる、または、そういう波動になっている、だから経験する。
本当には望んでいないなら、波動は変えられる。
それでも起こってくる事象は、魂の設計図がその経験を望んで生まれていることを示しているんです。だから、その通りにちゃんとみんな生きてるから、安心して何でもチャレンジしてね。
ダメならまたやり直せばいいんだから。
いくつになっても、命ある限り、目いっぱい楽しんで、人のためになることの喜びも経験して、愛したり憎んだり、いろんな感情を味わえることを喜びましょう。
それは、この世界でなければ感じられないことだから。地球にいるからできること。
楽観的でいてもいい。ダメになったらその時何とかすればいい。怖いと思ったら安全確保しておけばいい。なんでも自由です。自分が納得するやり方をやりつつ、流れに乗って、楽しんでいきましょう。
同じ地球を楽しむ私たちなのです。
UnsplashのAleksandr Barsukovが撮影した写真
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