願い事に対する思いが強すぎると、
どうしてもその願いを強く握りしめた状態になってしまい、
心が軽い状態にはなかなかなれません。
私ももちろん、その願いが強くて、堅く握りしめていた時期がありました。
そして、それは結構長くて、
どうやったら、どうでもいいや、となれるんだろう?と考えました。
私の願いは恋愛成就だったのですが、
結局、思いが強すぎて、失敗したくないから行動できないし、相手に素の自分を見せているようで見せていないし、
せっかく会う約束ができても、不安感も強くなったりして、相手に対して余裕がない状態になってしまいます。
それは、願い事が恋愛成就でなくても、同じようなことが起こると思います。
絶対叶えたいから、絶対失敗したくない。
この気持ち、すごくよくわかります!!
そして、それをどうやって手放すのか?
手放せ~、手放せ~、とよく言うじゃないですか。
みんな、結構簡単に言ってくれますよね。手放せ、と。
どうやって手放すんだよ。と。思いましたよ、私も。
その強い強い願いを、動かない現状に飽き飽きした私は、ある意味逆切れです。
こんなこと続けていても仕方ないし、好きな人のことを考えて自分が苦しいなんておかしいじゃないか!
ハッピーになりたいのに、その気分をこの相手で味わえないなら、そんなの好きでもなんでもないんじゃないか?
この願いはなんか違うんじゃないか?
ただの執着でしかないんではないか?
という風に、考え方が変わっていったんですね。
何がきっかけだったんでしょう。
きっかけ、というよりは、
ことの本質は、ハッピーでいたい、ということだと理解したからかもしれません。
そうしたら、もう、一回きちんとどう考えているか、相手とどうなりたいか、きちんと思いを伝えて、それでだめならだめで、うまくいけばよかったね、で、
それでいいんじゃない?
という思考に変わったんです。
それで、そういう趣旨のことを、相手に告げたんです。
まあ、そして、見事に玉砕でしたけど(笑)
それは想定内だし、悲しかったけど、好きな気持ちは、その時点では変わらなかったので、開き直って、好きな人を、ただ好きでいることで、味わえる幸せ、というのを味わうようになりました。
だから、成就したいと願っていた時よりも、
相手に会えた時はのびのび楽しめたし、会う前の変な緊張もなくなったし、
気が向けば自分から連絡するし、そうでなければ放置だし、
そうやって、ただ好きなことで自分がいい気分でいられることを重視して過ごしていました。
これは、本当に、手放せた、という感覚でしたね。
願いを強く握りしめていない感じ。
荒療治だったけど、そこを通り抜けなければ、手放せなかったので、
私は逆切れして、ちゃんと自分の意思を伝えることができて良かったと思いました。
心軽く、好きでいられるようになったので。
私にとって、恋愛成就を手放すことが一番難しかったので、これを手放せたら、他のことはもっと楽に手放せるのだと思います。
例えば、大学受験のとき、受験勉強はやるだけのことはやった。
もう明日が受験日だ。
よし。もう、あとは運を天に任せて。
よろしくお願いします!
自分、頑張ったんで!
ご縁があったら入れるよね!そう信じてます!
くらいの感じで入試に臨み、無事に合格できました。
だから、やっぱり恋愛の願望が一番手放すのが難しかったです。
でも、一度できてしまえば、何度でも繰り返せます。
何よりもまず、自分がいい気分でいること。
これに尽きるんだなあー。と、しみじみ思いました。
いい気分でいる方法の体験談もあるので、是非見てみてください!
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