引き寄せの法則では、同じ波動のものが引き合う、という法則が働いています。
同じ波動のものが引き合うのは、すべてに作用している法則です。
とすれば、感謝すれば感謝できるようなことが引き合ってくる、はずです!
それが法則です。
なんだか期待が持てそうな気がしませんか?
以下に、感謝することの効果を、現実的側面からと、引き寄せの法則の側面からお伝えしていきます。
感謝することには、どのような効果がある?(引き寄せの法則以外)
感謝することの効果については、いくつかの研究があります。以下にその一部を紹介します。
1. メンタルヘルスの改善
ある研究によると、毎日感謝することを書き出すことが、メンタルヘルスの改善につながることが示されています。この研究では、感謝の日記をつけることが、ストレスや不安の減少、自尊心の向上、睡眠の質の向上などに関連していることが示されました。
2. 心理的幸福感の増加
感謝することは、幸福感を高めることができます。ある研究では、毎日3つのことについて感謝することを習慣化することが、心理的幸福感の増加につながることが示されています。
3. 社会的関係の改善
感謝することは、社会的関係を改善することができます。ある研究によると、感謝の表現が、人々の関係をより親密にすることができることが示されています。感謝を表現することで、相手との絆を深めることができるためです。
4. 身体的健康の改善
感謝することは、身体的健康にも良い影響を与えることが示されています。ある研究では、感謝を表現することが、心臓病や高血圧などの慢性疾患のリスクを低下させることが示されています。
以下は、感謝することがメンタルヘルスに与える効果に関する研究の一例となります。
Emmons, R. A., & McCullough, M. E. (2003). Counting blessings versus burdens: An experimental investigation of gratitude and subjective well-being in daily life. Journal of Personality and Social Psychology, 84(2), 377–389. doi: 10.1037/0022-3514.84.2.377
この論文では、感謝することが人々の幸福感を向上させることが示されています。具体的には、感謝日記を書くことが、感謝を表現しないグループと比較して、より幸福感を高め、ストレスレベルを下げる効果があることが実験によって示されました。また、感謝することによって、身体的な健康にも良い影響を与えることが示唆されています。
以下に、感謝の実践がメンタルヘルスに与える影響についての研究を紹介します。
1. “Counting blessings versus burdens: An experimental investigation of gratitude and subjective well-being in daily life.”(2003年)
この研究は、感謝することが主観的幸福感に及ぼす影響を調べたものです。研究に参加した被験者たちは、毎日感謝日記をつけるグループと、イライラやストレスを記録するグループに分かれていました。研究の結果、感謝日記をつけたグループは、主観的幸福感が高くなり、健康的な生活態度をとるようになったと報告されています。
2. “Gratitude influences sleep through the mechanism of pre-sleep cognitions.”(2019年)
この研究は、感謝することが睡眠に及ぼす影響を調べたものです。研究に参加した被験者たちは、感謝日記をつけるグループと、日々の出来事を記録するグループに分かれていました。研究の結果、感謝日記をつけたグループは、より質の高い睡眠を得られたと報告されています。
3. “The effects of gratitude expression on neural activity.”(2015年)
この研究は、感謝することが脳に与える影響を調べたものです。研究に参加した被験者たちは、感謝の手紙を書くグループと、感謝の手紙を書かないグループに分かれていました。研究の結果、感謝の手紙を書いたグループは、脳内の快楽中枢である扁桃体の活性化が高まったことが報告されています。
これらの研究からも、感謝することがメンタルヘルスに与えるポジティブな影響が示唆されています。
感謝日記をつけてみよう
感謝の効果は、科学的にも実証されているんですね。
そうなんです。私も今回調べてみて、初めて明確に知りました。私も過去に、感謝できること、ありがたいな、と思えることを、ノートに気が向いたときに書き出すことを続けていた時期がありました。
そうなんですか!実践してみて、どんな効果がありましたか??ぜひ聞きたいです!
そうですね。ノートに書き出しているときに、感謝できることが一つ出てくると、芋づる式にどんどん出てきました。そして感謝の気持ちが溢れてきて、自然に涙が出ました。”なーんだ、私は今も、十分幸せじゃないか!”と感じましたよ。それはとても、穏やかで、幸せな気持ちです。
それは素敵ですね。でも、ゆきさんは素直だからそう感じられるんではないですか?私がやっても、そんな気持ちになるかどうか・・・
感謝できることを書きだしていけば、自然とそうなりますから、安心して取り組んでみてください。もしも、あまり気乗りしないのであれば、定型文のようにして、スタートする文を決めておいてもいいかもしれませんね。当たり前に普段していること、例えば、『今日も無事に帰宅できた。』『今日もご飯が食べれた。』『今日も電気がついていて、水道も使えている。』そんなところから始めるとやりやすいかもしれません。
そんな当たり前のことを?と思ってしまいますけど・・・でも、確かに。事故にもあわずに帰ってきて、家でくつろいで、電気もついていて、ご飯も食べれている。これって、実は、電気が使える状態を整えてくれた人がいて、お米を作ってくれた人がいて、、、たくさんの人がしてくれたことがあって成り立っていることですものね。
そうなんです。そういうことは、普段意識しなければ、そんなに考えることではないですからね。それを改めて見つめてみると、感謝しかないな、と思えるのではないでしょうか。
そうですね!なんだか話しているだけで、涙が出そうです。。。やり方、教えてください!
もちろんです!ではどうぞ!
感謝日記の書き方を紹介します。やりやすい方法で実践してみてください。
1. 毎日3つの感謝を書く
毎日3つの感謝を書きます。自分が日々経験する小さなことから大きなことまで、何でも構いません。書くことで、自分が持っている良いことにフォーカスを当てることができます。
2. 感謝している人物について書く
この方法では、感謝の対象となる人物について書きます。たとえば、あなたが感謝することができる人物について、してもらって嬉しかったこと、元気になれたこと、支えられたと感じたことを思い出しながら書いてみてください。感謝の気持ちが溢れます。
3. 自分の成長について書く
この方法では、自分自身について書きます。たとえば、過去に自分が克服した困難や、自分が成し遂げたことについて書きます。書くことで、過去の自分に感謝することができます。これは、自分自身を振り返り、自信を持つための良い方法で、自分を愛することにも繋がります。
4.時間があるときに、感謝できることを思いつくままに書く
毎日、と決めてしまうと続けられないと感じる人は、感謝できることを書くノートを作って、気が向いたときに、思いつくままにいくつでも書き出していくことをお勧めします。毎回同じことを書いてもかまいません。感謝できることならなんでも、前回と全く同じでも構わないので、感謝できると思えることをただただ書いていきます。
続けることが大切なので、毎日でなくても大丈夫です。
やりやすいようにアレンジしてください。
お気に入りのノートでもいいですし、スマートフォンのメモ機能を使ってもいいです。感謝しているその時の自分の気分、感情を感じれたらそれがベストです。感謝の感情が湧き上がるまで書いてみると、そこから徐々に変化していきます。でも、無理は禁物。感情が湧かなくても書く事だけでOK!です。
感謝することが引き寄せの法則として効果がある理由
冒頭でも書いた通り、引き寄せの法則では同じ波動のものが引き合うので、感謝すれば当然感謝できる事柄が引き合います。
感謝の気持ちを感じることが、自分自身の発する波動を感謝の波動にします。
人の感情は、人が発する波動になります。
1.エイブラハムの 感情の22段階
引き寄せの法則で有名な、エイブラハムによれば、感謝の波動は、22段階の一番上にあります。
感謝は一番上なので、例えば不機嫌な時などは、感謝の波動とは違う段階にいるので、落差が大きすぎます。
落差が大きすぎるとき、急に感謝しろと言われても、何も思い浮かばない、とか、そんなことしたって、何も変わりはしないさ、と否定的な気分になってしまって、素直に感謝日記を書く、という行動ができないのは、当然のことです。
イライラしていれば、イライラしたことが現象として起きてきますし、感謝すれば感謝できることが起きてきます。
法則はシンプルです。
外の世界は自分の発した波動が反映されているだけなので、今、もしも気分の悪いことが起きているのであれば、過去にその波動を一定期間発していたことがあったのでしょう。
それならば、今どのような波動を発するかで、未来は変わってきます。
このような動機は、ある意味不純ではありますが、人の気分や感情は自然に湧き上がるものなので、瞬時に変えることが難しく感じると思います。
そんなときは、その感情を感じ切って、まず自分をいたわるところから始めるのがいいかもしれません。それは、自愛の方法を今後掲載していきます。
2.感謝した状態でいることは、いわゆる、”受け取りの波動”の状態である
エイブラハムの話を続けます。
エイブラハムは、引き寄せの法則を3段階で示しています。
①毎日の生活の中で、望むことと正反対のことを経験することで、願望を発する。
②波動的な世界では、その願望を受け取り、その世界が創られる。
③私たちが願望として発したことと同じ波動になると、それが現実の世界に現れる。
つまり、こうだったらいいのにな。と思ったことは、いい気分で過ごしていれば、現実となって自分が経験することになる。ということです。
新訳 願えば、かなうエイブラハムの教え 引き寄せパワーを高める22の実践 [ エスター・ヒックス ]
願っているけど叶っていません。という場合に起きていること
みんな願いを発しているのですが、多くの人は、どうしてもその願いが、自分の考える常識の範囲内のことでなければ、叶うわけがない、とか、お金が足りないから、とか、自分に才能がないから、というふうに、願望を打ち消すことを無意識にしてしまっているのです。
そのために、願いはしたものの、いつまでたっても現実にならない。という現象が起きてきます。
願ったのは確か。だけど、それを取り下げることを知らぬ間にしてしまっていた。それに気が付いていない。
簡単に言えば、余計なことを考えてしまっている、ということなんですね。
願ったけれど、叶わけない、という波動を、その願いを取り下げることで出してしまっているのです。
感謝する、というのは、受け取りの波動になる、ということそのものです。
日々感謝しつつ、楽しいことをしたり、やさしい気持ちで何かして過ごしていると、余計なことを考える暇がありません。
その状態を作っておくと、願いを取り下げる思考が働くことは少なくなっていきます。
いつもいつも、感謝し続けるのは難しい・・・と感じる場合は
そうはいっても、『この状況で、ずっと感謝を持ち続けるのは難しいです。』ということももちろんあるでしょう。
そういうときは、無理に感謝する必要はありません。
落ち込んだ気分を感じている時は、その気分を十分に感じた、と思えるまで感じてください。
感情を感じ切ることは、エネルギーの滞りを作らないためにも、非常に大切なことです。この辺りは、バーバラ・アン・ブレナン氏の書籍に詳細に書かれています。
十分に感じて、これ以上考えたり気にしたりしてもどうしようもないな、と思えたら、眠ったり、音楽を聴いたり、好きなことをしたりして、一旦考えてしまう事柄と距離を取りましょう。
そうして一旦頭から気になること、気分が落ち込むもとになっていることと距離が開いたら、あとはずっと、好きなことをして過ごします。気分がよくなることを妄想する、というのも、非常に効果的です。
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まとめ
感謝することの効果と方法について書いてきました。
いろいろな視点から感謝することが書き出せそうです!
それはよかったです。気分が乗らないときもあるかもしれませんが、無理はせず、続けるのが一番大切です。続けることで、自分の波動が感謝の波動に近づいていくので、是非やってみてください!
はい!続けてみます!
楽しんで取り組んで下さい!
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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